マレーシアのおやつ『Ang ku kueh』の作り方

マレーシアの伝統的おやつの一つ『Ang ku kueh(アン ク クエ)』。その作り方を紹介します。

餅粉と橙色のさつまいもの皮に緑豆餡を包み込み、亀の甲羅をモチーフにした型にはめて作るお菓子です。甘さも控えめで日本人の口に合うおやつだと思います。

我が家では『亀さんクエ』と呼んで、子どもたちの大好物なおやつです。夫のおばあちゃん直伝の優しい味のおやつです。

材料(およそ30個分)

  • さつまいも(オレンジ芋) 300g
  • 餅米粉(glutinous rice flour) 200g
  • 緑豆餡 400g
  • バナナリーフ(楕円にカットしたもの)30枚+α
  • サラダ油 大さじ1〜2
  • 水 適量
  • 小麦粉(打ち粉用)適量

さつまいもはオレンジ色のものを使います。皮を剥く前と剥いた後はこのような色をしています。(日本ではアヤコマチという品種が販売されているようです。)

餅米粉はこちら↓を使用しています。

glutinous rice flourと記載があればOKです。

緑豆あんの作り方はこちらを参照ください→🌟

バナナリーフの下準備はこちらを参照下さい→⭐️

Tip:緑豆あんを作るのに時間を要するので、餡を作る日とクエを作る日は分けた方が無難です。

アンククエの木型

こちらがアンククエの木型です。こちらは直径が6cmのクエの型です。菓子材料を売っているお店などで購入できます。

オンラインでも購入可能です。

作り方

さつまいもを茹でてペースト状にする

サツマイモは皮を剥いてカットし、鍋に水(ひたひたくらい)をいれて柔らかくなるまで茹でます。柔らかくなって少し冷めたら、お湯ごとブレンダーにかけてペースト状にします。

餅米粉と混ぜ合わせ生地を作る

ペースト状になったさつまいもをボールにうつして、餅米粉を少しずつ加えていき、よく混ぜます。サラダ油を入れて一緒に混ぜます。(耳たぶより少し柔らかいくらいになるまで捏ねます。生地が固い場合は少しずつ水を加えて調節して下さい。)

生地と緑豆餡あんを丸める

6cmサイズの型のクエだと、生地はおよそ17g、餡はおよそ13gでちょうど良いサイズになります。

生地に餡を入れて型にはめる

生地に打ち粉をして餡を詰めて丸めます。それをゆっくり型に押し当てます。

生地を型に押し当てたら、片方の手のひらの膨らみ部分に木型を打ち付ける感じでぽーんと。

綺麗に外れました。

バナナの葉っぱにのせます。

Tip: 打ち粉(小麦粉)をしっかりとしておくのがポイント。打ち粉がしてないと、型に生地が詰まったり、バナナの葉からクエが外れにくくなります。
生地が詰まったら爪楊枝などで取り除いて下さい。

蒸す

バナナの葉にのせたアンククエを蒸します。10分〜11分。

景品でもらって重宝している蒸し器です。この蒸し器を貰うまでは、大鍋に皿を置いて蒸していました。

蒸しすぎると、せっかくの模様がのっぺりとしてしまうのでご注意下さい。

模様がわからなくなったクエ。

お土産に持参すると毎回とても喜んで頂けるアンククエの完成です。たくさん作ったら、冷凍保存ができます。食べたい時に出して再度5分程蒸してお召し上がりください。

この作り方が参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました

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