日本では冬休みが終わって新学期が始まりましたね。
子どもたちは学校で冬休みの話で盛り上がったりしてるのかな。
冬休みとえいば、お正月。
お正月の楽しみと言えば、子どもたちにとってはお年玉。
自分も子どもの頃にたくさんもらったはずだけど、大体は親が『通帳に入れとくよ』なんて言うので渡して自分が欲しいものに使った記憶がない。都合よく忘れてしまった。
さて、私が住んでいるマレーシア(中華系の間)でもお年玉と似た習慣があります。
我が家の子どもらはその日に期待を高めている日々です。
どこもかしこも赤く染まるよ旧正月
旧正月(中国正月)とは旧暦のお正月で今年は1月22日が元旦です。Chinese New year と呼ぶ人もいれば、Lunar New Yearとも呼ばれます。
夫が中華系の我が家、結婚してからはもう日本の正月を祝うことなくその存在はスルーして、旧正月のお祝いに焦点を当てることに慣れてしまいました。最初の頃は日本のお正月が恋しくて寂しく一人紅白歌合戦を見たりもしてたけどね(余計に寂しくなることがわかった)。
旧正月が近づくと街は真っ赤なデコレーションに包まれ、店で買い物したりレストランで外食すると粗品でアンパオ袋(お年玉袋)をもらえます。
本当にたくさんくれるから、使いきれないで毎年どんどん溜まっていく代物。
そんな袋なのでそれを利用して旧正月のデコレーション作ってる人も多いです。
さて、このようにどこでもたくさん貰える代物、なのにアンパオ袋にこだわりのある夫は毎年自分で買っています。去年まではダイソーなどでマレーシアでは珍しがられるお年玉袋を買っていたけど、今年購入していたのはこれ。
謎。
もらったやつでいいやん。
そんなこんなでまもなくやってくる、子どもらヒャッホーのアンパオシーズン。
中華系の家族ではお正月に親戚の家を何軒も周り、たくさんの人に出会うため子どもは結構な数のアンパオを頂くんです。関係性にもよって金額も違いますが、相場は一袋RM10(300円)というところでしょうか。
旧正月が終わった後は部屋に篭ってお札の数を数える我が子の姿が目に浮かぶ。。。
このアンパオ、子どもらだけと思わせてアラフィフ直近の私らにも配られます。お金の入った袋があっちこっちと巡るこの期間。去年の私はこんなことを呟いていました。
エネルギー交換会。そう思うとアンパオが多大な力を持っているようにも感じられる不思議。
使い道は子どもに委ねることにした
数年前まで子どもたちのアンパオは私が預かり必要な時にそこから出すという形を取っていましたが、ある時日本の友人が、『子どものお年玉は本人に任せて、それで1年間をやりくりするように伝えている。』と言っていて、なるほどと思い真似をするようになりました。
ここ数年は月ごとの決まったお小遣いはなく(手伝いをした時のお駄賃は別)、1年間アンパオでやりくりさせています。
姉と弟でお金の使い方が違うのも面白い。お金の使い方が上手な人になってもらいたいものです。
まだまだお金に無頓着だった娘3歳(10年前)。
アンパオをたくさんもらった旧正月の後、好きなもの二つ買っていいよと連れて行った初めて買い物 in ダイソー。
自分でお金をキャッシャーの人に渡した初めての経験でした。
さて私たちもそろそろアンパオ(新札〜💷)の準備をしなければ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
最初の4コマ漫画『猫に小判』というタイトルで昔描いていた漫画です。これからも投稿していきますのでまた遊びに来てくださいね〜!
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