友人がオープンした地元のパン屋、『ぱんぞうベーカリー』。
このお店のロゴを作成しました。
その時の作成までの流れを綴りたいと思います。
元々、沖縄で獣医として働いていた彼女、ご主人はホテルのシェフでした。
いつか夫婦で自分達のお店を持ちたいという持ち続け、それを形にするのに一念発起。
一人で暮らすお母様と一緒に暮らしたいという思いも併せて2020年3月に大分に戻り、彼女の実家の近くにお店を開くことを決めました。その時にロゴを私に描いてほしいと声をかけてくれたんです。
店名はぱんぞうベーカリーに決定
友人家族が店名を考えている中、彼女の頭に浮かんできたのは、『ぱん三』という文字。
地元に根付いたパン屋を営みたいと思っていた彼女。そんな彼女が生まれ育った地域の班が3班。3班を逆さにすると、ぱん3=ぱん三。読みは『ぱんぞう』という名前が頭に浮かびました。さらに自分達の苗字にも三という文字が入っていて、ますますこの名前に対する思いが強固に。
(今回、ブログにお店のことを書くにあたって彼女と連絡を取ったら、私のペンネームの由来を読んでくれた友人が『お互いに地元愛があるね』って笑。)
田舎の小さなパン屋さん。
洒落た英語の名前や長い綴りの名前より、年配の方にも子どもたちにも覚えてもらえる名前にしたい。
そんな思いを込めて、店名はひらがなで『ぱんぞうベーカリー』という名前に決まりました。
ロゴのイメージ
店名が決まったら、お店に似合ったキャラクターを考えたい。
漢字では『ぱん三』だけど、響きでイメージするのはやっぱり象ですよね。
そして彼女から届いた最初のロゴのイメージは、
象がバゲットか山形食パンを鼻で持ち上げてる感じ
というものでした。
彼女のイメージを私なりに考えて3つのイラストを描きました。
何度かやり取りを重ね、図柄は2番目のもの、店名表記はひらがなに決定しました。
文字の表記でいくつかのフォントや色合い試しました。
最終決定
友人のおかげでお店が完成していく様子を遠くマレーシアから体感でき、ロゴ制作という大役の手伝いができたのは嬉しいことでした。
ロゴの制作作業は、オーナーのお店に対する熱い思いが作る側に伝わって、お客さんに愛されるような良いものが生まれてくるんじゃないかなってそんなふうに思います。
読者の皆様、大分県日田市にお立ち寄りの際は、『ぱんぞうベーカリー』に足を運んでみてくださいね。安くて美味しいパン(そして素敵な夫婦に、また今では立派なトレードマークになったぞうの親子)に出会えますよ。
〒877-0000 大分県日田市三和2852 -3 ぱんぞうベーカリー
最後までお読み頂きありがとうございました!また遊びに来て下さいね〜!
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