マレーシアの伝統的おやつの一つ『Ang ku kueh(アン ク クエ)』。
餅粉と橙色のさつまいもの皮に緑豆餡を包み込み、亀の甲羅をモチーフにした型にはめて作るお菓子です。甘さも控えめで日本人の口に合うおやつだと思います。
この記事ではアンククエ作りに必要なバナナの葉っぱの準備手順を紹介します。(日本だと笹の葉などで代用できるでしょうか。試したことがないのでなんとも言えませんがアンククエは笹餅に似ている気がします。)
どこで買える?
バナナの葉っぱは、主にローカルの人で賑わう市場(パサ)で売られています。(場所によって違うかも知れませんが)スーパーマーケットなどでは、あまり見かけません。ローカル市場は苦手、、、という方はオンラインでも購入できるようです(リンクをclick⏬)。
また、東南アジアではバナナの木が至る所に植えられているので、ご近所さんに尋ねれば分けてもらえるかもしれません。
先日、市場で買ったバナナの葉っぱは1束1リンギット(およそ30円)でした。
広げるとこのようにカットされて束になっていました。こちらはひと束がバナナの葉の半分程度。
下準備
葉の汚れを流水で洗い流し、大まかに(鍋に入るくらいに)サイズを合わせてキッチンバサミでカットします。
大鍋に水をたっぷり沸かし、サラダ油を大さじ1杯入れます。
沸騰したお湯に1枚ずつ葉っぱを入れて30秒〜1分潜らせます。
熱湯からあげた後、余分な水分を拭き取ります。
クエの木型のサイズより少し大きめに葉っぱを楕円に切ります。1枚ずつ切ると大変なので重ね折ってまとめてざくざく切っちゃいます。(アンククエの木型についてはこちらで紹介しています。)
準備完了
これでアンククエに使うバナナの葉っぱの準備は完了です。
これだけの量は一度に使いきれないので、使う分以外はタッパーなどに入れて冷凍庫に保管して起きます。
バナナの葉っぱ 応用編(ギャラリー)
バナナの葉っぱを使った食事を写真におさめていたものをいくつか紹介します。
マレーシアで“Banana leaf” と名のつくレストランがあったらこのような食事が楽しめます。バナナの葉にサイドディッシュ、ご飯にお好きなカレーソースをかけてくれます。 素手で食べてみることに挑戦してみるのもありですね!(そんな私は挑戦したことない)
写真にないのが残念ですがバーベーキューをされる方は、バナナの葉にちりソースを絡めたエイをくるみその上にホイル巻きにして調理すると葉の香りと共にふんわりピリッと美味しく頂けます。
アイデア次第で使い方を楽しめて地球に優しいバナナの葉っぱの紹介でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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緑豆あんの作り方→⭐️
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