『巨大五線譜』音楽の授業に

音楽教師の友人

音楽教師をしている友人がいます。

彼女はシュタイナー教育と呼ばれる教育法を実践している施設で音楽を子どもたちに指導しています。

シュタイナー教育では音楽教育(芸術面)に重きを置いていて、子ども達は耳で聴くことから始まり身体を使ったリズム遊び、それから様々な楽器との触れ合いを経験します。

シュタイナー教育には教科書というものがなく、教師はまさ子ども達が音を楽しんで音楽に興味を持てるよう日々、カリキュラムを考えています。

友人の閃き

子ども達が楽譜に親しんでいけるようにと彼女が閃いたのは巨大五線譜!。

身体を使いながら音符の位置などを楽しく覚えていけるのではないか、やってみたい!と思いついたそうです。

が、アイデアは浮かんだのに作り上げる自信がない、、、と私に相談してくれました。

こういうこと俄然、面白がってしまう私です。二つ返事で快諾しちゃいます。

彼女が準備した布を受け取りました。

想像以上にでっかい笑

依頼内容と大まかなイメージ

彼女のアイデアと依頼は次のようなもの

  • 布いっぱいの5線(少し膨らみを持たせて感触がわかるようにする)
  • ト音記号とヘ音記号(それぞれに取り外すことができるて膨らみを持たせる)

子ども達がその楽譜に上がって使うイメージを私に共有してくれて、製図を一緒に作成しました。

作るのは任せといて

ト音記号とヘ音記号を作る(作り方)

ト音記号ヘ音記号はそれぞれに楽譜とは付着せず、個別に作ります。膨らみを持たせるのにどうするか。

ヒントになるのは日本で昔から伝わる布細工の押し絵

下絵を描いた厚紙を切り抜き、そこに布を巻き付けて綿を詰め立体感を持たせて布絵を完成させる手法です。随分前に布絵に挑戦したことがあり、その記憶を元に記号作りに生かすことにしました。

ヘ音記号の下絵を段ボールに写します。ここで役立つダイソーの段ボールカッター(優秀!)
切り取った段ボールに綿を満遍なくボンドで貼り付けて裏返し、黒い布で形に沿って包んで留めます。
ト音記号も同じように。。。布を下絵の土台より大きめに切って包めるようにします。
包み終えてひっくり返すとこのように仕上がりました
家にあったハギレをモザイク風に装飾(ボンドで貼り付けています)

ト音記号のサイズが120cmと言ったとことでしょうか。

ぷっくらとした感じが出てうまくできました!ただ反対に返すとボンドやテープの跡が見苦しいのでちょっとおめかし。

記号は段ボールの折り目に沿ってこのサイズよりはコンパクトに畳めるようになっています。

五線を作る

五線なのですが。。。写真をほとんど撮っていない泣!(この時はまだブログ書くなんて思ってなかったからなぁ。。。)

文章で説明すると。。。

  1. 大布に五線のラインを下書きする
  2. そのラインと同じ長さに黒い布を10cm程度の幅で切る
  3. 布の中央に綿を満遍まんべんなく敷く
  4. 綿を包んではみ出さないように数カ所まち針で留めてミシンで縫う
  5. 縫い目を下側にしてアイロンをかけて折り目をつけて線を仕上げる(幅が4.5cm程度)
  6. 大布の五線の下書きに沿ってミシンで縫い付ける

上記のような順序で作業を進めました。

唯一の途中経過の写真。ギネス用の巻き寿司でも作るんかいって感じ

完成品

そしてこのように出来上がりました!

身長130cmほどの息子が寝転んでTシャツの柄も相まって音符になりました笑。(縦1.8m横2m)

どのように巨大楽譜が使われたか

五線譜は、音符学習の一部で使っているとのこと。

巨大五線譜を使うまでに色々なアクティビティーを経て、各音符の位置を学んだ後、1人生徒が五線譜の好きな所に立って、他の生徒が何の音符か答えたり、その音符を笛で吹いたりして遊んだそう。

五線譜に綿を入れたことで膨らみが出るので、生徒が線の上に立った時に線の間に立った時をより感じられるように。

実際に自分が音符になって遊ぶことで、譜面がより身近なものに感じられたことでしょう!こんな楽しそうな音楽の授業、子どもの頃に私も受けてみたかったなぁ

日々、試行錯誤しながら子ども達に向き合っている友人の姿かっこいいです。こんな面白いもの作れて私も楽しかった!ありがとう!

ト音記号と友人(素敵な笑顔だったから本当はそのまま載せたかった😆)

コメント

タイトルとURLをコピーしました