『コボちゃん』が日本語の教科書にin 海外生活😀

海外で暮らしていると、子どもたちに日本のことを教えてあげたいという気持ちは持ちながらも、日々の生活に追われてしまい気づけば、あっ!あの行事があったんだ、過ぎちゃった。。。なんてことがよくあります。

その時を逃してしまえば日本の伝統行事や文化について会話になかなか上がることもありません。

子どもたちには、色々な行事を体験させてあげたい、でもそれができない(うっかり忘れる)という葛藤。。。そんな生活の中、我が家の子どもたちは日本の様々な事柄をあるコミックから学びました。

それは『コボちゃん』

コボちゃんってどんな漫画

読売新聞で長年(1982年〜)連載されている4コマ漫画です。4コマ漫画の巨匠、植田まさし先生の作品です。

おじいちゃん、おばあちゃん、そして両親の元で暮らす幼稚園生(妹のみほちゃんが誕生してから現在小学生)のコボちゃんという刈り上げ頭の男の子を主人公にした漫画です。

何気ない家族の日々の生活を描いた漫画で私も子どもの頃、毎日コボちゃんを読むのを楽しみにしていました。

どうしてコボちゃん?

我が家の子どもが、ひらがなをスムーズに読めるようになった頃、実家にあったコボちゃんの漫画は漢字に読み仮名がふってあることに気づきました。(植田まさし先生のお心遣いがうれしい。。。)

自然と漢字が目に入るし、4コマで話が完結するので読むことにストレスを感じないだろうと思った私は、コボちゃんのコミックを数冊、買ってマレーシアに持ち帰ったのです。

コボちゃんは日本の四季をめぐる

最初は、自然に漢字を読めるようになればいいなという気持ちで持ち帰ったコボちゃんでしたが、思いがけず子どもたちに色々な知識を与えてくれました。子どもとの会話の中で、

『なんで、そんな言葉知ってるの?』

ということが増えて、聞けば『コボちゃんに載ってた。』と言うのです。

七草粥、啓蟄、などの季節に沿った言葉や、数の数え方の違いなどコボちゃんの漫画の中で使われている言葉の数々。

コボちゃんは、毎日の新聞に掲載されている4コマ漫画なので、日本の四季に沿って色々な日本の事柄を知ることができるのです。

自分が子どもの頃は当たり前なことと読んでいた漫画が、自分の子どもたちに日本を知ってもらう絶好の教科書になるなんて。お話の意味(4コマのオチ)がわからない時には、『これってどういう意味?』と聞いてきて会話の種にもなっています笑。

コボちゃんをおすすめしたい理由

そんなわけで我が家の子どもたちに、とてもハマったコボちゃん。海外に住む日本の子どもたちにおすすめしたいおとのっ子。その理由をまとめました。

おすすめしたい理由 まとめ
1、漢字に読み仮名がふってある
2、お話ひとつが4コマで終わるので簡単に読める
3、日本の四季、行事を知ることができる
4、平和的でほのぼのしている

今はまだ日本の事柄を読んで知識を持っただけで、体験したことはまだまだ少ない我が家の子どもたちですが、いつか日本に帰省して色々な体験ができた時『あ、これコボちゃんで見たやつだ!』ってリンクする日もあるんじゃないかと思っています。

※コボちゃんは、長年続いている漫画なのでお子さんにすすめる場合には、昔書かれた物だと時事ネタが現在と噛み合わないものもあるので比較的新しいお話がいいかなと思っています。

⏫コボちゃん40周年だそうです!おめでとうコボちゃん!

最後までお読みいただきありがとうございました!また遊びに来てくださいね。

追記*今日(2023年3月2日)、植田まさし先生が病気治療で治療で休載していたコボちゃんを今月からまた再開されるというニュースを知りました。お休みされていたことを全く知りませんでした。

植田まさし先生、おかえりなさい!これからもお身体に気をつけてコボちゃんの連載を頑張って欲しいと願っています。

実は植田まさしさんのようになりたくて(恐れ多い!)4コマ漫画を描いていた時期がありました。その時の作品をXで再度投稿しています。よかったらフォローしてね♪

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