今回の記事では、マレーシアでは定番のおやつ、クエラピスの作り方を紹介したいと思います。
クエラピスとは
クエとはマレーシアの伝統的お菓子の総称で、ラピスは『層』と言う意味です。
露店やスーパー、さまざまな場所で売られています。
もちっとした食感にココナッツミルクの風味とパンダンリーフの香りが漂うマレーシアならではのおやつです。
材料
縦横16㎠、高さ5cmの型
*タピオカ粉 120g
*米粉 180g
*砂糖 160g
*水 400ml
*塩 ひとつまみ
*ココナツミルク 400ml
*パンダンリーフ 2〜3枚
*フードカラー 赤、緑(お好みの色で)
*オイル少々(クッキングシート用)
作り方
前準備 型にオイルを薄く塗ったクッキングシートをセットしておく
1、パンダンリーフをよく洗って手で香りが出るように軽く揉み、丸めて結びます。
水、砂糖、塩、パンダンリーフを鍋に入れて沸かし、砂糖がよくとけるまで。
砂糖が溶けたら火をとめ、粗熱を取ります。
2、タピオカ粉、米粉、ココナツミルクをボールに入れてよく混ぜ合わせます。
3、1のパンダンリーフを取り除いてボールに加え、よく混ぜます。
4、よく混ぜたら網で漉します。
型を蒸し器にセットして火にかけ温めておきます。
5、濾した材料を3等分にします。一分量の目安がおよそ360gちょい(スケールで計ったので単位をグラムで説明しています。)になります。そのうちの二つにフードカラー(2、3滴)を足します。
6、一層目を型に流します。白い液からおよそ120g(3分の1の分量)を流しました⏬。
液を流したらおよそ7分、蓋をして蒸します。
7、7分たったら蓋をあけ、液が固まっているかどうかフォークの腹で撫でるようにして確認します。撫でるときに表面に筋がうっすらつくように撫でます。そうすることで次の液を流した時に馴染みます。(この時、蓋に水滴がついていたら拭き取って下さい)
8、2層目(ピンク)を流し込み、同じように7分蒸します。固まったら3層目(グリーン)を流し入れます。
6〜8の工程を後2回繰り返します。
9、最後の層の9層目は20分ほど蒸します。
10、鍋から取り出し、表面が乾燥しないようにラップをかけよく冷まします。(冷めていないうちに切るとうまく切れなかったり、クッキングシートも外れにくいです。)冷蔵庫に入れると固くなってしまうので常温で冷ますのが良いでしょう。切る時にはプラスチックのナイフか、包丁にラップを巻いてから切ると綺麗にカットできます。
11、完成
クリスマスカラー!と思って作りましたが、菱餅みたいでひな祭りの時にもいいかもしれない!と思いました。
マレーシアの子どもたちはこの層を一枚ずつペロンと剥いて食べるのが定番です。計ったり冷ましたり少々時間はかかりますが、工程は難しくありません。マレーシアの伝統的なお菓子、良かったら作ってみて下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!また遊びに来てくださいね♪
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