風呂恋し

海外で暮らす多くの日本人が恋しく感じるものの一つが浴槽に浸かるお風呂の時間ではないでしょうか。かく言う私はその一人でした。

日本を離れ早や17年。(誰が興味あるのか)マレーシアに暮らす私の風呂事情を綴ります。

風呂恋し(水シャワー時代)

結婚前に夫と暮らしたアパート(クアラルンプールの郊外)のシャワーには温水器が付いていませんでした。当時、夫は一般的にシャワーは水だと言ってたけど、今考えたらただ温水器取り付けるのが面倒だったんじゃないのか?。そういう物なのかとしばらく水のシャワーを浴びてたあの頃の自分、若かった。

風呂恋し(温水シャワー時代)

結婚後に暮らしたシンガポールのアパートには温水器が付いていて水シャワーよりなんともマシだなと有り難みを感じたものです。シャワーの温水器とはどんな物なの?と思われる日本で暮らす方に説明すると、台所にある湯沸かし器みたいな形状と想像してもらえたらと思います。それが壁にくっついているのです。

その後、子どもが誕生し温水をたらいに貯めて子どもを沐浴するようになるわけですが、東南アジアで子を育てる日本人あるあるじゃないかと思うのだけど、、、、。

みんなこれ↓試さなかった?? あ、試さなかった、そうですか。。。

悲しみが増すだけ

その後シンガポールのアパートからマレーシアのリンクハウスへと引っ越しました。しかしそこも例にもれず浴槽はないシャワー生活。

風呂恋し(ついに我が家に浴槽が)

そんな私の風呂事情に転期が訪れたのが2017年。家をリノベーションしたのです。

風呂が何としても欲しいと言うのが私の意見。その意見が見事に通り初めて浴槽が我が家にできたんです。

リノベーションを頼んだデザイナーさんは浴槽を熱望する日本人のために張り切ってくれました。

張り切りすぎてくれたのかもしれない。。。

床を掘り下げ、タイル張りの立派な浴槽!!感動する。。。きっと日本の洒落た風呂をGoogle検索してくれたんではなかろうか。

最初の頃こそ、風呂時間を楽しみました。それが今、段々と数ヶ月に1度ほどの使用回数になってしまったんです。。。

張り切って作って下さったであろう風呂のサイズが若干大きすぎてお湯が貯まるのにすごく時間がかかるのです。そして、浴槽に蓋がないのでお湯が貯まりながら冷めていく。。。マレーシアのデザイナーさん、日本の浴槽には蓋があるなんて事はまぁ知らないよなぁ。

そして私以外に風呂に興味を示さない家族

浴槽に浸かるという行為に全く思い入れのない家族。せっかくお湯を貯めても別に入らなくていいと。

私の中の貧乏マインドがつぶやく。お湯もったいない。もったいない

そして、もったいないなぁと流しそびれていた浴槽のお湯を翌朝見に行くと水位が下がっている。張り切って作って下さったタイル浴槽、どこからか水が染み出している模様。そりゃそうかぁとなぜか受け入れてしまうのは長くなったマレーシア生活の賜物でしょうか。

最近はすぐにお湯が貯まるサイズのポータブル浴槽を我が家の浴槽に置いたらどうかと思い始めている今日この頃です。おすすめしてもらったバスタブ↓ 迷ってる〜!

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最後までお読み下さってありがとうございました。私の風呂事情お湯に流してやって下さいませ。

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