絵本の世界から飛び出した『お月見ゼリー』

食料の買い出しに行った際、夫が黄色いスイカを選んでカゴに入れました。

それで、あっ!と思い出した!。数年前に子どもの学校で作ったお月さまゼリー!

これはブログに載せなくちゃ〜!と、夫に了解を得て黄色いスイカはブログのネタに使わせてもらうことにしました。

学校の行事 ムーンケーキフェスティバル(中秋節)

数年前、子どもの学校の行事『ムーンケーキフェスティバル』(日本で言うところの中秋の名月のお祝いにあたります。)の担当になりました。

我が家の子どもの学校では、行事ごとに担当の保護者がいて企画運営をします。

この年、担当になった私はある絵本を中心にイベントを盛り上げることを考えました。

その絵本とは、『お月さまってどんなあじ?』

お月さまを食べてみたいと決心した亀が、いろいろな動物たちと力を合わせて月を食べてみようと試みるお話です。

中国語では月亮的味道と言います。

イベントの当日に先生と保護者でこの物語を影絵にして発表することにしたのです。

子どもたちはこの絵本のお話をみたら、自分達もお月さまを食べてみたいという気持ちになるに違いない、と思い発表の後にみんなでお月さまを食べよう!と考えました。

なるべく絵本に出てくるようなお月さまに近づけたいなと考え思いついたのがお月さまゼリーだったのです。

バタフライピーが夜空、黄色いスイカがお月さまに

お月さまゼリーを思い付いたきっかけは学校の庭にたくさん咲いていたバタフライピーの花でした。

バタフライピーとは東南アジア原産のマメ科の植物で最近はハーブティーなど日本でも人気が高くなっている植物です。鮮やかな青が特徴です。

写真はこちらのサイトからお借りしました→⭐️
乾燥花を使いました。

バタフライピー青い夜空に、そして浮かぶお月さまには黄色いスイカを使うことにしました。

(最初は白玉にみかんの汁を混ぜてうっすら黄色くなったお団子をお月さまに、と入れてみたのですがお団子が固くなって❌でした😅)

お月さまゼリーの作り方

今回使った材料

こんにゃくゼリーの粉(10g)
スイカ(黄色)4分の1カットのもの
砂糖(250g)
乾燥バタフライピー(大さじ1)
レモン果汁(大さじ1)
水 (950ml)

作り方

前準備*冷蔵庫でゼリーを冷やせるようにスペースを開けておく

1、スイカを丸くくり抜く

フルーツを丸く繰り抜くスプーンを探しても見つからなかったので、アイスクリーム用のスクープ(直径3.5cm)を使いました。

専用スプーンの方が綺麗にくりぬけると思います。

2、ゼリーパウダーと砂糖をよく混ぜ合わせる

今回使ったゼリーパウダーはこちらです。10g入りです。ゼリーはパッケージに記載されている分量を目安に作ります(お好みで調節して下さい)。10gの粉に砂糖が250gという記載だったのでその二つをボールで混ぜ合わせます。

よく混ぜ合わせたらそれを3:7に分けます。ゼリーを透明な部分青い部分に分けて作るためです。

3、お湯(280ml)を沸騰させて、透明ゼリー用の粉を入れてよく溶けるまで弱火で混ぜて煮ます(7〜8分)。レモン汁大1を加えます。

途中あくが出たらすくって下さい。

4、よく溶けたら、カップの5分の1ほどの高さまで注ぐ。注いだら一旦冷蔵庫に入れて冷やします。

5、透明ゼリーを冷やしている間に青いゼリーの準備をします。お湯(670ml)を沸かしてバタフライピー大1を加え約1分煮出します。

色が出たら花を取り出し、2の残りの粉を投入してよく溶けるまで弱火で混ぜて煮ます(7〜8分)。

6、その間、鍋に気をつけながら冷蔵庫のゼリーを取り出し、表面を触って固まっているのを確認したらスイカを乗せます。注*形の良い方(丸い方)を下に向けておくようにします。

7、その上に青いゼリーをかぶせ入れる。冷蔵庫で1時間以上冷やす。

8、完成です。

このように出来上がりました!

どうでしょう、お月さまに見えませんか!?

今回小さなカップで18個のお月さまゼリーができました。

最初に透明のゼリーを入れたのは、よりお月さまが綺麗に見えるようにと入れました。透明ゼリーにレモン汁を加えることで味にも少しの変化が楽しめます。

青いゼリーにはなぜレモン汁を加えなかったか。。。バタフライピーにレモン汁を加えるとこうなるんです↓

これはこれでとっても綺麗!だけど夜空の色に合わないのでレモン汁は加えませんでした。

失敗作

アルミの容器と紙の容器に作ったのですが、、、。紙の容器はゼリーが引っ付いてしまって、綺麗に取り出すことができませんでした💦。選んだカップがまずかったみたい。紙の容器のゼリーは取り出さないそのままいただきます。今回の作り方はゼリーをカップから取り出して食べることを前提に作ったので、もしカップのまま食べるのであれば透明ゼリーは後から入れたほうが良いと思います。

カップから出さない場合は青いゼリーを先に入れて。。。

最後に

学校のイベントでは前日に子どもたちと一緒にこのゼリーを作りました。

イベントで影絵を見終わって物語の結末の余韻が残るなか、子どもたちにゼリーが配られました。

小さい子どもも大きくなった子どももみんなが嬉しそうにゼリーを食べていた姿がとても良い思い出になって心に残っています。

2023年の中秋節は9月29日です。お月さまゼリー、お子さんと一緒に作ってみませんか?( ^ω^ )

最後までお読みいただきありがとうございました!また遊びに来て下さいね〜!

追記*私もお月さまの絵本を描いたことがありました!

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