昨年のクリスマスに中学2年生になった娘に『星の王子さま』の本をプレゼントしました。
1943年にアメリカで出版され今年でちょうど80年。世界中で愛されているサンテグジュペリの本はあまりにも有名。
サンタの存在は信じなくなった娘13歳。クリスマスに何を贈ろうかと思案していた時に本屋で目にとまった星の王子さまの本。
星の王子様は英語で『The Little Prince』と言います。
それで思い出した娘が6歳の時に贈ったクリスマスプレゼント。
Little White(リトル ホワイト)という架空の人物との交換日記ノートです。
あの時のLIttle Whiteが、Little Princeとリンクして7年経って成長した娘にこの本を贈るのは面白いかも♪と思ったんです。
星の王子さま (概要 ウィキペディアより) 「大切なものは、目に見えない (Le plus important est invisible)」を初めとした本作の言葉は、生命・愛とは何かといった、人生の重要な問題に答える指針として広く知られている。この作品の元になったと思われる、1935年のリビア砂漠での飛行機墜落事故の体験は、サン=テグジュペリによる随筆集『人間の土地』で語られている。 レイナル・ヒッチコック社(en:Reynal & Hitchcock 現存しない)による1943年の初版以来、作者自身による挿絵が使われ、素朴な主人公や脇役の姿は作品とともに愛されている。
先日、娘に本の感想を尋ねたところ。
『前半は色々出てきて面白いけど、後半になったら全然面白くない😒。』
と、お気に召さなかった?様子。
その感想を聞いて思わず笑ってしまった私。
なぜなら自分も学生時代に読んで全く同じことを思ったから😅。
前半は確かに色々なキャラクターが書かれていて飽きずに読み進めるのだけど、後半になるとだんだんと話が哲学的になり内容を理解するのがとても難しかったと記憶しています。
この本を楽しめなかった中学生の娘。
でも今この本を読んだことは、将来また読み返した時に何か違った受け止め方をするのではないか、それ(自分の変化)に気づいて感動することがあるのではないか、などと期待している私です。
話はそれますが、2017年に従姉妹が結婚しました。10歳以上歳の離れたいとこ、生まれた時から知っている彼女がついにお嫁さんに。
結婚式には残念ながら参加できなかったのですが、従姉妹から物作りが好きな私に結婚式場の受付に飾って置けるような何かを作ってもらえないかなと頼まれました。
もうそんなの喜んで!
ウェディングボードはすでに作ってもらう予定があるということで、何を作ろうか??何か二人に関連する物は??と悩んだ時に彼女が旦那さまから贈られたエンゲージリングのことを思い出しました。
星の王子さまをモチーフにしたエンゲージリングをもらったって言ってたな🤔。
そして私が作ったのがこちら。
本の中に王子さまが美しいと精いっぱい世話をした薔薇の花が出てくるんですよね。
その薔薇を擬人化した花嫁さんと王子さまを作りました。
目立ちすぎずさりげなく受付のテーブルの隅にでも飾ってもらえたらと従姉妹の幸せを祈って紙粘土工作。いとこもまさか紙粘土の作品が届くとは思ってなかったようですが、とても喜んでくれました。うう、喜んでくれてありがとう。。。
『大切なものは目に見えない』
大人になって子どもの頃のように純粋に物事を楽しむ気持ちを忘れがち。
中学生の娘はこれから大人になっていく中で純粋に物事を見る目も忘れずにいてくれたらいいなと思います。
私もこの本をもう一度読み返したくなりました。歳を重ねてまた違った感想を持てるかな。
最後までお読み頂きありがとうございました!
また遊びに来てくださいね〜!
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